右翼職業(右翼的生活)。

 右翼という言葉を辞書で引くと『国粋的な思想』というのが出てきます。国粋を辞書で引くと『その国固有の精神的物質的な美点や長所』と出てきます。
 私は右翼職業(右翼的生活)の筆頭は神主さんだと思います。中でも、伊勢神宮宮司さんは極右の筆頭でしょう。もちろん、神主になるためには色々学びますが、日本の神話や皇室史観も学びます。
 神職以外でも、大化の改新以降の天皇制の礎を築き、皇室を支えた公家の子孫には今も昔の習慣を守って生活している人がいます。私はその方々も右翼だと思います。
 天皇を敬愛する人々も右翼に加えるとしたら、京の町屋の人々は右翼です。京都の市井の人の多くは『てんのはんは京都に戻られます。今の皇居は御所やおまへん、お武家の住まいですよって。』と考えている様です。
 京都の人々にとっての『てんのはん』は、京都で1番の旧家で、暦を作る人か占いの総本家の様な方として近しい親しみを抱いているみたいです。そして『てんのはん』が江戸へ行かれたのはご意志ではなく、薩長が政治の道具として『てんのはん』を利用したと感じている様で、薩長をあまり好いていない気がしました。
 勿論、東京は嫌われています。日本一の旧家で文化人の『てんのはん』を粗末にするし、『てんのはん』とのお付き合いが短いので、そのお人柄も知らずに天皇制廃止などを平気で口にするからです。それに、薩長に代わって『てんのはん』を利用しようとする有象無象が群がるので、京都の人は『今のてんのはんはおいたわしい』と心配している事でしょう。