推定無罪という常識。だが、しかし。

 民主党で明日、小沢に党員資格を停止する提案がなされるらしい。
 小沢に近しい者は『推定無罪』を理由に反対の意向らしいが、私は『バカを言うなと』叱責したい気分である。勿論『推定無罪』は正しい。しかし、それは力のない一般市民について言える事であって、権力側には『推定有罪』の謙虚さを求めたい。
 『法の精神』に『弱者救済』の根本姿勢が無ければ、民主主義も何もかも糞食らえの絵に描いた餅にすぎない。政治家という権力の走狗に弱者救済の理論を適用する必要などさらさら無い。
 疑わしきを罰し、推定有罪を適用し、権力者には厳しい倫理性を求めるべきだ。もし、小沢のいかがわしい政治姿勢を支持する国会議員がいるのならば、次の選挙では落選させるべきだ。それが有権者の良識だと思う。