ありえねー、ありえねー。ゼッテーありえね~。

 先ほど、午後6時半頃にシンビジュウムの水滴を指に取って舐めてみた。(私らしい実に科学的なアプローチだ?)
 エッ、甘い!。無味無臭だが、甘い!。エッ。何で?、何で甘いんだ?。判った。これは罠だ!。甘い罠だ!!。シンビジュウムの罠だ!!!。
 俺は死ぬ!。きっと有害なアルカロイドが含まれているに違いない!。
 消毒しなっくっちゃ!。毒消しは何処だ!。銀が曇れば毒だ!。我が家に銀食器なんてある訳ないか。そうだ。昨日買ったウィスキーがあった。バーボンのアーリータイムスをグラスに3杯。放り込むように飲んだ。
 アァッ。目が回る。毒が回ってきたか。と思ったらウィスキーだった。
 でも、ありえねーよ!。綺麗な花が咲く上に蜜まで出すとは!。花軸と花柄の不気味な水滴が甘かったなんて!。まるで、美人で気立てが良くて俺だけを愛してくれる従順な女性みたいだ。
 居るわけね~よ。アッ!。居た!。女房だ!。(オチは身内ネタでした。ゴメンナサイ。)