押尾学の裁判

 私は『本能にかかわる犯罪は矯正できない』と思っています。本能に直結していて一番犯罪に結びつく『性犯罪』の犯人は刑務所に何年入っていようが、出てくれば何歳になっても同じ犯罪を犯す危険性があるのです。
 特に、幼女に性欲を抱く犯罪者は超~危険です。幼児を犯し、さらに殺してしまった様な男は死刑にすべきです。それは、60歳で出所しても70歳で出所しても幼女よりは強いので、また幼女を襲うかもしれません。
 イギリスでは性犯罪者が出所しても常時居所を追跡するそうです。それは再犯率が高いのと、性癖が直らないのを判っているのでしょう。なにより性犯罪者は女性をセックスマシーンくらいにしか見ていないと思います。
 私の上司で定年まじかになり、多分性欲が衰えてきた歳だったのでしょうが『俺は今まで女を人間として見ていなかった』と言った人もいますし、先日は草津温泉の大浴場で合宿中だった大学生が自分の部屋で合コンをやり、女性一人を酔い潰させて友達を帰らせ、SEXをしたそうです。ところが、その女性が『寝ゲロ』をしたそうで、その事に怒り狂っていました。
 私は「それは強姦だ寝ゲロよりも自分の犯した罪を悔いろ」と思いました。そう、たとえ酒であっても泥酔させて正常な意思表示や抵抗のできない状態でSEXすれば、それは強姦です。
 私の若い頃には合コンなどありませんでしたので、何で最近の若い女性は無防備なのだろうと思いますし、直ぐに体を許す気持ちも判りません。もし、男と肉の愛を交わしたいのならば、お酒は控えましょう。深酒で深い喜びを感じたとしても、翌朝その記憶が薄れてしまったら何の意味もありません。
 また、男をつかまえるためにSEXする事が必要と考えているのなら、それは間違いです。直ぐに体を開く女は便利な女ではありますが、誰にでも体を許す女を女房にしようと考える男は少ないでしょう。
 昔、誰とでも寝るので有名な女優がいました。ただ、その女優は同じ男とは2回寝なかったそうです。そして、どうしても彼女が欲しい男が結婚を申し込んだのです。その女優は自分を宝物にしたのです。易々と手に入る物は道具かガラクタです。手に入りにくい物こそ宝物なのです。どうしても宝物が欲しければきっと結婚を申し込むか、真剣な付き合いを提案してくるでしょう。
 今日、合成麻薬を飲ませて女性を死なせた押尾被告の1回目の裁判が開かれました。多分、押尾被告も女性を人間とは考えていなかったのでしょう。更に、ヒョットしたら裁判員にファンが含まれているかもしれません。この裁判でどの様な判断がなされるのか、私は関心を持って見守っています。
(愛の交歓に薬を使った本当に不愉快な事件です)