菅首相の首相としての資質。

無い!!。有る??。
参院選前に消費税について話し、ボロ負けを喫した。
広島原爆忌で核抑止力について語り、二枚舌と非難された。
菅首相は日本のトップとしては口が軽い。いや、軽すぎる。
でも、それって、悪い事?。私は悪い事だとは思わない。
 
今までの政治の様に、新聞にすっぱ抜かれたり、野党に気付かれたり、
政治課題を国民には見えない所に山積みにした政治より、
国民に政治的問題点を公表するのを私は悪いとは思わない。
生活に密着した年金問題から普段は考えない国防問題まで、
み~んな全部を知らせようとしているみたいだ。
その重さと息苦しさに、我々はその真実を受け止め様としない。
そして首相の政治責任ばかりを追及するが、誰も荷物を持とうとしない。
今までは、その重荷を知らなかったし、政治家に持たせていた。
政治家は国民に気付かれない様に、小分けにして我々に押し付けていた。
菅首相は今、新しい政治形態の扉を開こうとしているのかもしれない。
 
7月16日に『国は国民と国土とから成る』で選挙区のあり方を書いたが、
それだけではなく、政治のあり方も曲がり角に来ていると思う。
首相の交代が頻繁なのも、日本が政治のあり方に迷っている証拠だ。
次世代の政治とはどうあるべきなのだろうか。
深刻で重大で重荷を背負う勇気も必要な問題だ。