スカイツリーは本当に中央線の延長線上にあるのか?

  1月4日のブログ『スカイツリーが見えた』に写真をのせましたが、本当に一直線上にあるのかどうか、それが気になってしまいました。
  私の使っている携帯電話はらくらくホンという年寄り向けのガラケーなのですが、そんな携帯電話にもGPS機能が備わっており、現在地メールという機能を使うと緯度経度を調べる事ができます。
 
  中央線の直線部分の起点となる立川駅の東端で測定したら(北緯:35度41分53秒 東経:139度24分54秒)になりました。直線部分終点の中野駅の東端では(北緯:35度42分21秒 東経:139度40分00秒)になりました。
  このデータから判るのは、立川駅から東の中野駅を見ると、中野駅立川駅よりも若干北に位置しています。(真東でないのはうすうす気づいていましたが)
 
  さて、中央線の駅の緯度経度を調べるのは同一路線なので簡単でしたが、スカイツリーの緯度経度を調べるとなるとチャッチャとできるわけもなく、女房連れで行くとなると1日仕事になってしまいます。
  どうしようかと考えあぐねていると、そうだ!!グーグルマップでスカイツリーの緯度経度が判るかもしれないと思ってグーグルマップを開いてみました。そして、スカイツリーは(北緯:35度42分36秒 東経:139度48分37秒)にあると判りました。
 
  それだけではありません。グーグルマップは計算で出した立川駅中野駅までの距離も一発回答してくれますし、中野駅を起点として立川までの距離を測定し、さらにスカイツリーをクリックすれば立川駅中野駅までの直線と、立川駅スカイツリーまでの直線が重なってしまいました。
  それを見た途端(久々に三角関数計算をするぞ)との意気込みがしぼんでしまいました。
 
  次にやったのは『写真 中央線 スカイツリー』で検索する事でした。そうしたら多数の画像がヒットしました。
  わざわざ最後尾車両の車掌室ごしにスカイツリーを撮った写真もありましたし、スカイツリーの展望台から中央線と多摩の山並みを撮った写真もありました。偶然とは時に奇妙なもので、スカイツリー立川駅中野駅までの中央線の直線のほぼ延長線上にあったのです。
  写真が嫌いな私が久々に写真に燃えたのに、これで一気に鎮火です。まあ、東小金井駅から夕方に薄暗くなったら、高架のローキートーンと電飾されたスカイツリー。さらに付け足すとすれば高架を電車が走り、その明かりが高架下のローキートーンにアクセントを付けたら面白い写真になるだろうと考えますが、私にはそこまで写真にのめり込む気はありません。