就寝前には必ず女房を抱いてやろう。

  先日の診察で胸椎骨折はOKとなり、これから3ヶ月は骨量の増加治療にはげむ事になった。年齢的な骨量は標準値なのだが、先生の言葉を借りれば『同年齢のドングリの背比べの骨量に満足してどうします。これをキッカケに骨量を増やしましょう』という事になったそうだ。
  女房もリハビリを兼ねて1人で買い物に出る様になり、刺激が増えてきたのか夜の寝つきが悪くなってきた。今までは寝入りばなに静かにしてやればよいと思っていたが、刺激が増えると女房はそれを話したがる。ところが、私はそんなとりとめのない話に付き合うのが苦手である。
 
  昨日の早朝にも、私が3時にトイレに起きた時に、女房が寝つけなかった様子なので声をかけてみた。『ずっと寝ていない』と言うので女房の布団に入り抱きしめて愛撫しようとしたが、女房はその日にスーパーを見て回った事を話し始め、色気の無い話につき合わせられてしまった。
  私は30分以上もそんな話につき合わされ、話題が尽きたところで陰阜に手を這わせたのだが『なにか眠たくなっちゃった』と布団から追い出されてしまった。
 
  そんな事で私は自分の布団に戻ったが、今度は私の目がさえてしまった。そして考えるうちに『話を聞かない男・地図が読めない女』という本で読んだ男脳と女脳の事を思い出した。そこに男と女の1日の終わり方が書かれていた気がする。たしか?!(男は整理分類して終わり、女は1日の出来事を話して終わる)の様な事だったと思う。
  だから久々に1人でスーパー内を自由に歩き回った気持ちを私に話したかったのかもしれない。ところが私は静かにしてやろうと寝てしまった。そして『アッ』という間に寝てしまった私に、女房の(話せなかった)というフラストレーションが更に高まり、寝られなくさせてしまったと考えた。
 
  3時頃まで眠れなかった女房は30分以上も話し続け、すべて話してしまうと4時頃に寝入った。そして9時にスッキリと目覚めた。
  私は6時頃まで起きていて、少しウトウトし、8時前に頭痛をともなう目覚めとなった。こんな事なら、毎晩抱いて話を聞き、もし女房の目覚めがあまりに早ければ、その時にはSEXをしようと心に決めた。(夜はムリでも朝ならできる)