猿芝居の果てのA案決定。

  新国立競技場がA案で決定した。そうなると元首相の失言なども含め、これが出来試合だった疑いの確率が99%になってしまった。さらには、外国人の設計が破棄されたのすら『眉唾』ものになってしまう。
  スッタモンダのあとの、設計から建設までひとくるみで委託される契約となると、裏で金の動く音がし、匂いも漂ってくる気がしてしまう。
 
  外国人設計だと建設は競争入札となる。それよりも、すべて国内業者が行うとなれば裏金の金額が増えるのは誰でも想像できる。
  ヒョットすると、外国人設計案だと建設費がかかるというのも、たんにケチをつけて国民の目を誤魔化す猿芝居という見方だってできる。
 
  だけど面白いものである。変化の時には、その変化の隙間につけ込んで私腹を肥やそうと思う奴がいるものだ。そんな奴らは悪い事だけをあげつらって自分の正しさを装う。
  私も勤めていたころ、社内の組織改革でそんな奴を見た。まあ、そいつが得た利益は大勢のおねえちゃんに囲まれてタダ酒を飲んだくらいだったけどね。