ハローウィンの猫耳。クリスマスのトナカイ角。

  先日、普段は上らないスーパーの上の方の階をブラブラしていたら、クリスマス向けにトナカイ角の被り物が売り場に出ているのに気がついた。
  そうしたら、ハローウィンの頃に電車で猫耳を付けていた若い女性を見たのを思い出した。最初は(面白い物つけてるな)と思いながら見ていて、急に可笑しくなり、笑い出しそうになってしまった。
  なぜかというと。まあ、作り物だから動くわけはないのだが、電池とモーターを内蔵させておいて、時々耳が動いたら周囲はビックリるするだろうなと考えてしまったのである。
 
  スーパーでトナカイの角を見ているのに、ハローウィン猫耳を思い出したら頬が緩んだので、変に疑われるのも嫌だから急いでそこを離れた。
  でも、作り物の猫耳が、時折、音などに反応してピクピクと動いたら笑えるかもしれないし、息を吹きかけたら動く猫耳をした女性がいたら、息を吹きかけたくなってしまうかもしれない。

  すぐに類似品は出るだろうけど作ったら売れるかもしれないし、巷ではすぐに廃れるかもしれない。しかし、女性が接待してくれる夜の社交場では根強く残りそうな気もする。
 
  そういえば11月16日には、最近の流行なのかもしれないが、女性のスカートの裾に黒のレースらしき布が付いているのを見た。
  普段ならそんな事は気づかないと思うのだが、見た(見えた)場所が上りエスカレーターの途中で、私がその女性より3段下にいた。最初は『お嬢さん下着が見えていますよ!!』と注意してしまいそうになったが、スカートの裾とレースの位置が変わらないので(どうもこれはファッションらしい?!)と感じて声はかけなかった。
 
  しかし、これを見た光景を考えると、今も笑える。新宿高島屋前の地上から2階のJR改札口に上がる少し長いエスカレーターで、3段上の女性の赤いスカートの裾の黒いレースをまじまじと見る自分の姿。変態爺さんそのものである。いまさらではあるが苦笑・失笑である。
(女性ファッションのデザイナーからすれば成功なんだろうな~)