先々週は草津に行きました。

  10月19日から4泊5日で紅葉が綺麗だろうと草津に行きましたが、今年は紅葉が少し早かったみたいで、鮮やかな紅葉時期は過ぎてしまったみたいでした。それと、うちの白樺も今年は病葉が多かったのですが、草津も風雨に傷めつけられた木が多く、遠目に綺麗な紅葉も近づいていくと、紅葉した葉の一部が枯れていました。
 
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(谷沢川の紅葉)
 
  まあ、紅葉は1枚1枚の葉を見るのではなく全山を見るのですから、葉の一部が枯れていたという私の見方も変ですね。
  そうは言っても綺麗な紅葉は拾って飾っておきたくなります。でも、枝からむしりとった葉は色が変わったり、皺がよって枯れてしまうから不思議です。以前、綺麗な紅葉を枝からむしって本のしおりにした事があります。でも、次に本を開いたら枯れていました。
 
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(天狗山スキー場)
 
  長期予報では、今年の冬は暖冬傾向との予想なので、ヒョットしたら雨(草津では雪)が多いかもしれないと、草津スキー場入り口から見える天狗山の写真を撮ってきました。目で見ると写真より高度差を感じるのですが、写真にしてしまうと迫力が落ちてしまうのが不思議です。
 
  そういえば、富士山はツーリングで行きたい場所として人気がありますが、富士山を写真に撮るとなぜか見た時よりも平たい印象になって、あの高度差を感じません。写真を撮った場所で見た富士山はとても高く見えたから写真に撮ったはずなのに。本当に不思議です。
  私達が見る富士山は、それこそ北斎の富岳三十六景の富士山の様に急峻に感じるのですが、写真に撮った富士山は、まるで上下に押し潰された様にしか見えません。
  富士山が険しく高く見えるのは、脳がその様に感じているからなのでしょうか。それとも、人間は空を飛べないので高さの感覚を誇張して感じてしまうのでしょうか。
 
  人間は立っている時の目の高さをそれほど高く感じませんが、目の高さの台に上ると飛び降りるのを躊躇する高さに感じます。人間は高さを正確に把握できないのかもしれません。