ゴメンですむ議員の世界。

 恥ずかしい話だが、古希になってやっと(実は昨日)不思議な議員の世界が判った気がする。
 
 昨日のブログ『橋下が山本府議処分に口出し』の後半で(学校と議会は似ている)と書き、理由は(たいがいは『○○について謝罪します』でチャラになる)と書きました。
 でも、なぜ(ゴメンですめば警察はいらない)世界なのかがやっと判ったのです。それは『選良は辞めてしまえばただの人』だからです。すなわち、議員同士助け合って極力辞任しない様にしているという事です。
 それは諺の『武士は相身互い』に似ています。実は私、子供の時からこの言葉に違和感がありました。人殺しの技術を極め、互いに殺し合うかもしれない者同士なのに、相身互いとは??。私の幼い脳味噌には『?』が一杯でした。
 
 そして古希になりやっと判りました。武士とは少し違い、議員のそれは『談合体質』なのです。そんな連中が集まっていては、地方から国会まで何も期待できません。ならば、議員の談合体質改善に、議員の大好きな『民営化』方式の賞罰制度を導入すればよいのです。
 ヤジには3ヶ月の議員資格停止とか、収賄は即辞職とか決めればいいのですが、議員共は有権者に痛みを押し付ける事には賛成しても、自分達の身を切る事には、それこそ『武士は相身互い』で与野党とも反対し、そんな提案をした議員はヤジり倒されてしまい、辞任を余儀なくされるでしょう。
(税金で食っている奴には危機感や危機管理の思考が抜けている)