カスタムショップは辛いなァ!!。

 11月30日のブログ『マニアはプロになれない』で、ジムカーナ好きの息子がカスタムショップに勤めたがった事を書いたが、そのお店には息子のジムカーナ友達が勤めていた。
 
 そして、その友達がカスタマイズの完成した車をお客様の自宅に届ける時に、運悪く全損事故に遭ってしまった。
 もし、お客様がショップに取りに来た帰りの事故であれば、責任はオーナーであるお客様になるが、不運なもらい事故とはいえショップの社員が運転していたのだから、責任はショップになってしまう。
 
 カスタム化した車両だから、保険の対象外となる経費はショップ側が負担したのだと思うし、運転していた社員の手取りもそれなに減らされたのではないだろうか。
 息子にしてみれば、心配はしても何もしてあげられない自分が、友達の不幸を根掘り葉掘り聞くわけにもいかないので、詳細は判らないが心をいためていた。
 
 自動車にしてもオートバイにしてもメーカー保証は購入から1年であり、メーカーの意図しない使用方法で壊れた場合にはメーカー保証は受けられない。
 多分、レース用のカスタムカーなどはメーカー保証から外れるのだと思う。だから、どうしてもオーナーはスタムショップを頼りにしてしまうだろう。
 まあ、新車をカスタマイズする様なオーナーはお金に不自由はしないかもしれないが、その様なお客様と付き合わなければならないショップは大変なのではないだろうか。
 
 極言すれば、その様なお店は第二のメーカーの様なものであり、責任感はメーカー以上ではないかと思えてならない。(ヒデ様も気苦労が絶えないだろうな~)