これが我が国のデモクラシー?。

 談合は禁止のはずですが、菅の後釜探しは選挙というより談合でしたね。こんなのを見せられると間接選挙の議院内閣制よりも直接選挙の大統領制を望みたくなります。
 以前、NHKのBS番組『世界ふれあい街歩き』でヨーロッパのある街の市民が議事堂の前で『これが私達のデモクラシーだ』と胸を張っていましたが、日本では国会を見ても、政党の党首選を見ても胸は張れません。
 ただ、現在は物言わぬ天皇ですが、日本は一応天皇制ですので大統領制が良いのか悪いのか。まあ、そこまで考えずに国会村民主部落の世話役選びと考えれば、持ち回りの様な談合選挙も『アリ』なんだろうと思う事にします。
 次期首相は野田氏に決定したけど、でも問題山積。菅が唐突に言い出して雰囲気を醸成した『脱原発』もどこまで後退するか判らないし、放射性物質の処理方法も心配だし、国の借金は国家予算の10倍以上もあるのに震災復興に金は必要だし。
(アハッハー笑うしかないよね~これは)
 
 それから、自公は菅首相の追い落としと同じ手法で野田首相を追い立てるだろう。ワカランチンの菅が辞任して、野田新首相になっても自公が協力などするわけもなく、絶対に解散総選挙を狙ってきて復興の審議はあまり進まないと思う。
 野党の解散攻撃にも非協力にも、耐えがたきを耐え、忍びがたきも忍び、(どっかで聞いた様な?アレ?)政権を維持しないとならない。解散攻撃に乗ったら民主党は政権の座から滑り落ち、党首の座からも滑り落ちるだろう。
 党首選挙が談合なら国会もまた談合だ。部落の中、部落の中の事と自分に言い聞かせながらも、国民という周りを見回してほしいよ~と思う。
 私は遅々として進まぬ国会に『震災の後の人災。震源地は国会だ!!』と叫びたいし、もう一つ『我が国のデモクラシーは談合だ~』も付け加えたい気分です。